2026年6月26日金曜日

「奇想三国志 英華伝 序章」の推敲一回目が終わる

 「奇想三国志 英華伝 序章」の「黒鴉の爪痕」。

いま「小説家になろう」に掲載しているものは、あまりに出来が悪かったので、八割ほどを書き直しました。

あらすじはほとんど同じです。

とはいえ、構成にはやや違いがあります。

「趙雲と孔明のふたりが絆を深めるきっかけの話にしよう」と思ったので、物語の重要なところを二人のシーンで構成するようにしました。

あ、これなら初見の方でも楽しんでくれるんじゃないかな? と思える出来に近づいています。

「奇想三国志 英華伝」は、趙雲と孔明の友情の話ですから、そこを前面に出さないとだめですよね……

そして、「奇想三国志 英華伝 短編集」で、趙雲と孔明が仲良くなっていく話をすでに書いていますが、長編を読んでくれている方が、短編集を読んでくれるとは限らないようです。

なので、長編だけ読んでくれる方にも分かりやすいよう、初対面の趙雲と孔明のエピソードも盛り込みました。

趙雲が内気な性格らしい、という描写も書き加えました。

これは再発表予定の「白の時代」という短編と呼応させた表現です。

合わせて読むと、「奇想三国志 英華伝」での趙雲の内面が浮かび上がってくるようになっています。

そのほか、「序章 黒鴉の爪痕」の旧版には、「臥龍的陣 夢の章」と呼応したエピソードを入れてありましたが、これがとても分かりづらかった。

今回は、続けて読むと、「ああ、これ伏線かあ」と思っていただけるように変えました。

劉備も、旧版ではおまけみたいな感じでしかなかったですが、新版では、天真爛漫なキャラクターを前面に出しています。

さらに、名もなき登場人物がわらわら出てきて、読む人に煩雑な思いをさせていたところを改めました。

登場人物を絞ってすっきりさせているので、だいぶ読みやすくなったと思います。

絞った分、登場人物の陰影をくっきりつけられたんじゃないかなと自負しております。


最初から、こういうふうに書いておけばいいのに、と思われるかもしれませんが、旧版を発表当時は、これでいいだろうと思ってしまっていました。

早く書いて、みなさんに披露しようという気持ちが先に立ってしまったのです。

結果、「これやっちゃいけない」という見本のような作品になってしまい……読んでくださったかたにストレスをかけたかもしれません、すみません。

新版は、完全版ではないかもしれないですが、

「最初からこうすりゃ良かったじゃん」

と思ってもらえるようにはなっているはずです。

本日(6月26日)に推敲のほとんどが終わりましたので、旧版を削除したのち、7月には新版を発表できると思います。

あらためて、読んでいただけたなら嬉しいです♪

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